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病気と治療について

加野病院の診療についての紹介です。

腎臓の病気について

A.検尿異常(尿蛋白、尿潜血)

検尿異常でみつかる腎臓病は、自覚症状はなく、健康診断で指摘される場合が圧倒的に多いです。自覚症状がでてからでは手遅れになります。医療機関受診を勧められたら、放置せずに必ず受診してください。 尿蛋白と尿潜血あるいは両方が出ている場合など、組み合わせによって、違う病気のことがありますので組合わせ順にご説明します。

  1. 尿蛋白だけの場合
    尿蛋白が 1+以上で腎内科を受診してください。2+以上の場合は、早めに受診してください。 精密検査をして早期診断、早期治療が必要な場合と、このまま経過をみるだけで良い場合があり、それを見分けます。
  2. 尿潜(血尿)だけの場合
    初めて指摘された場合は、まずは泌尿器科を受診してください。結石やの場合もあります。 泌尿器科で何も異常がなければ、腎内科を受診してください。 ただし、目でみた血尿の場合は別問題です(Cへ進む)。
  3. 尿蛋白と尿潜血の両方の場合
    尿蛋白も尿潜血も指摘された場合は腎臓内科を受診してください Bでお話しする腎炎のことが多いです。 この場合は精密検査をして早期診断、早期治療が必要なことが多いので早めの受診をお勧めします。

B.腎炎(糸球体腎炎)

血液を濾過して尿をつくる最初の部分の糸球体に炎症が起こる腎臓病です。尿蛋白2+以上の場合や尿蛋白と尿潜血が両方みられる場合は、腎炎の可能性が高くなります。治療で治癒するもの、また治療をしても将来透析になる可能性のあるものなど、色々な種類の腎炎があります。どんな種類の腎炎が起こっているかを診断するのは、背中から腎臓に針をさして腎臓の組織を一部採取して、顕微鏡でみる、すなわち腎生検が必要です。 診断、治療開始の時期を逸しないためにも、尿蛋白 2+以上や尿蛋白と尿潜血が両方みられる場合は腎内科を受診してください。

C.肉眼的血尿

血尿、すなわち尿潜血が高度なときには、目でみて血尿が解る場合があります。これを肉眼的血尿と言います。この症状は腎臓から尿道にいたる尿の排泄経路のどこかで、大量の出血がおこっていることを意味し、ただ事ではありません。すぐに医療機関を受診してください。血尿の色は、ウーロン茶様から赤ワイン様、血液そのものの色まで様々です。赤みが強いときは泌尿器科を、茶色のときは腎内科を受診してください。

D.ネフローゼ(症候群)

多量の尿蛋白が出て、血液の蛋白濃度が低下し、全身のむくみがおこる病気の総称です。色々な種類の腎臓病でおこりますが、もっとも多いのは、急に起こってくるりポイドネフローゼ(微小変化型ネフローゼ症候群)です。この場合は、むくみもひどく、重症化すると胸水が溜まり呼吸困難をきたすこともあります。
また腎炎の重症型がネフローゼ症候群をきたすことがあります。ネフローゼの場合は、出来るだけ早く腎生検を行い、原因となっている腎炎の確定診断をつけて早期に治療を開始する必要があります。当院では腎生検は行ってぃませんが然るべき医療機関にご紹介します。尿に泡が出てむくみも起こったらネフローゼの可能性が言いですので、すぐに腎臓内科を受診してください。

E.腎機能低下:血清クレアチニン高値,推算糸球体濾過値(eGFR)低下,腎不全

腎の働き(腎機能)の指標として、血清クレアチニンと推算糸球体濾過値(eGFR)があります。eGFRは血清クレアチニンと年齢から計算した値です。血清クレアチニンは高い方が、腎機能が悪く、eGFRは低いほど腎機能が悪いことになります。腎機能が悪くなつた状態を腎不全と言います。腎機能低下は、その進行のスビードにより以下の2つに分けられます。

  1. 徐々に進行する腎機能低下(eGFR低下)
    慢性腎不全、慢性腎臓病という診断名になります。徐々に腎機能が低下した場合は自覚症状が出にくく、発見が遅れやすいので要注意です。検尿異常がなくても推定糸球体濾過値(eGFR) 60ml/min/1. 73が未満が3か月以上持続すれば慢性腎臓病(CKD)と診断します。慢性腎臓病(CKD)では、心筋梗塞や脳卒中などを起こし やすいことが知られており、早期発見、早期治療介入が必要です。粕屋地区では特定健診の eGFR の値によってかかりつけ医または腎臓専門医受診を推奨しています。当院腎内科はかかりつけ医、腎臓専門医の両方の役割を兼ね備えていますので、 eGFR60未満の方は、腎臓内科を受診してください。腎臓に悪いと言われている高血圧、高コレステロール血症、高尿酸血症がないかどうかをチェックします。慢性腎臓病では、重症度に応じた食事療法が必要で、過度の食事制限は、かえって患者さんの生活の質を落とし、生命予後に悪影を及ぼしかねません。 食事制限の度合いは一人ひとり違いますので個別にアドバイスをさせていただきます。もちろん、職場健診で eGFR60 未満を指摘された方も腎臓内科を受診してください。
  2. 急速に腎機能低下(eGFR低下)が進行している場合
    急性腎不全、急性腎障害という診断名になります。腎機能が急速に低下している場合(すなわち数か月で血清クレアチニンが 1.5倍あるいはeGFRが 30%以上低下)は、何等かの原因があり、それを取り除くことで腎機能が回復する可能性があります。また、これに検尿異常を伴う場合は急速進行性糸球体腎炎という重症の腎炎の可能性があり、早急に腎生検による診断、ステロイドなどの積極的治療が必要です。このような場合は急性期病院(この周辺でしたら国立病院機構福岡東医療センター)へ受診してください。もちろん、当院腎臓内科でも初期対応は行います。

腎臓病にスイカが良い、は間違っています。

昔からよく言われていることは正しいことが多いですが“腎臘病の人はスイカを食べるとよい”は問違っています。スイカを食べてはいけない腎臓病のほうが多いです。 腎臓病と言われたら、スイカは腎臓に良いから、とスイカばかり食べるのではなく、すぐに医療機関を受診してください。

午前9:00~12:30
午後13:30~17:30
休診日日曜・祝日、年末年始
住所福岡県糟屋郡新宮町中央駅前1-2-1

お問い合わせ 092-962-2111

アクセス

お車でご来院の場合
国道3号線「新宮太郎丸交差点」(中村家具新宮店の前)を西に約600m
公共交通機関をご利用の場合
JR鹿児島本線「新宮中央駅」より約300m(徒歩4分)